視線恐怖症の発症
今日は、自分を長年苦しめる事に
なった視線恐怖症について書きます。
高校を卒業し、岐阜県にある
国立大学工学部に進学しました。
大学はクラスが無いため、
高校以上に友人が出来にくい
状況でした。
無理やり友人を作ろうと
同じ学科のO君と行動を
共にするようになりました。
以前と同様、会話に四苦八苦し、
全然楽しくないのですが、
一緒にいるしかありません。
どうしても無理して会話する
ため、どこで会話を切っていいか
わからなくなっていました。
そんな中、ある授業で隣に
座ったO君と会話していた
ところ、授業が始まりました。
会話はここで終わりと
言い聞かせますが、意識は
O君から離れません。
視界の端に入るO君を
視界から追い出そうとすれば
するほど意識していまい、
目に力が入って、それが、
首の痛みを引き起こしました。
それ以来、人の目を見たり、
視野に人が入ると、首の痛みが
常態化し、自分の視線が人に
迷惑をかけている感覚、
いわゆる自己視線恐怖症に
なってしまいました。
これは、今でも時々症状が
出ますが、
本当に長年自分を苦しめ続け
たのです。