メンタル食堂。うつ始めました

社員20万人を超える大企業で部長職にある50代男。うつ病、対人恐怖、視線恐怖、会話恐怖、自殺未遂、女性を好きになれないなどの苦闘の記録

視線恐怖症の克服法(2)お薬療法(抗うつ薬の効果)

効果のあった視線恐怖症の克服法、

お薬療法について書きます。

 

私は、6年前より抗うつ剤である、

サインバルタSNRI60ミリを

服用しています。

 

それが、視線恐怖症の改善に

役立ったのは疑いの余地が

ありません

 

なぜ、抗うつ剤の効果があるのか。

 

ここからは個人の見解です。

 

まず、私は自己視線恐怖症

あったという事があります。

 

自分の視線が人に迷惑をかけて

いるという妄想に悩まされるもの

です。

 

私は幼少期よりうつ傾向があった

ため、どんな些細な事でも

自分のせいだと思ってしまう

性格でした。

 

なので、視線についても、相手の

様子を見て、不快にさせているのは、

自分のせいだと思っていました。

 

その、自責の念の強さを

抗うつ剤は和らげてくれているの

だと思います。

 

薬物療法だけで視線恐怖が

寛解したわけではありませんが、

改善はしますし、寛解のベース

なるは言えます。

 

薬物に抵抗がある人は多いと

思いますし、私もそうでした。

 

ただ、メンタルな病は精神療法だけ

ではどうしようもないものだという

考えは私の中で強固なものになって

います。

 

抗うつ剤は効果を感じられるまで

長期間かかるため、ある程度

我慢が必要です。誰にでも

効果があるとも限りません。

でも、効果が出るなら、非常に有効

方法だと思います。

 

明日は、クリニックから薬を

処方してもらうにはどうしたら良いか、

について書きたいと思います。

 

視線恐怖症の克服法 (1)はじめに

視線恐怖症克服法について書いて

みたいと思います。

 

まず、克服した状態とは何か。ですが、

私の場合、首の痛みと他人に迷惑を

かけているという「妄想」を

拭い去る事でした。

 

人の目を見たり、人が視界に入ったり、

目をそらしたりした時に、首筋に

痛みが走り、それが起こると

自分の視線が人に迷惑をかけている

という妄想が起こって、とても

つらくなります。

 

どうしても克服したいと永年

30年以上

思ってきました。

 

さて、本題です。

 

効果があった克服法

 薬物療法(お薬療法)

 ・森田療法

 

効果がなかった克服法

 ・自己流、精神論

 ・精神分析

 

視線恐怖症は治癒又は寛解

必ず可能です。

 

次回より効果があった療法に

ついて詳細を記します。

初めての精神科受診

大学生になって19歳の時、深刻な

自己視線恐怖症になってしまった

自分。

 

なんとか治したいと、大学の相談室

通ったりもしましたが、埒が

あきません。

 

そこで、意を決して愛知県内にある

大学病院の精神科を受診することに

しました。

 

当時の精神科は大きな部屋に

医師と看護師が数名いるような

環境で、思うように症状を

喋れず、医師も困ったような

対応でした。

 

そもそも自分は他人と違う、

おかしいと思っていて、

本音を話すのがはばかれる

感覚です。多くの人を

前にして喋れるはずがありません

 

何か適当な診断名と薬を処方

されて、その1回で終わりました

 

その大学の精神科も今では、こころの

医療センターに改組され、

個室診療となり、非常に

患者に配慮された仕組み

なっています。

 

その病院を始め、数多の精神科

通院した経験も書いていきたいと

思います。

 

 

 

 

 

視線恐怖症の発症

今日は、自分を長年苦しめる事に

なった視線恐怖症について書きます。

 

高校を卒業し、岐阜県にある

国立大学工学部に進学しました。

 

大学はクラスが無いため、

高校以上に友人が出来にくい

状況でした。

 

無理やり友人を作ろう

同じ学科のO君と行動を

共にするようになりました。

 

以前と同様、会話に四苦八苦し、

全然楽しくないのですが、

一緒にいるしかありません。

 

どうしても無理して会話する

ため、どこで会話を切っていい

わからなくなっていました。

 

そんな中、ある授業で隣に

座ったO君と会話していた

ところ、授業が始まりました。

 

会話はここで終わりと

言い聞かせますが、意識は

O君から離れません

 

視界の端に入るO君を

視界から追い出そうとすれば

するほど意識していまい、

目に力が入って、それが、

首の痛みを引き起こしました。

 

それ以来、人の目を見たり、

視野に人が入ると、首の痛みが

常態化し、自分の視線が人に

迷惑をかけている感覚、

いわゆる自己視線恐怖症

なってしまいました。

 

これは、今でも時々症状が

出ますが、

本当に長年自分を苦しめ続け

たのです。

 

会話恐怖症

昨日、対人恐怖症の発症について

書きました。

 

その中で、会話が怖くなったと

書きましたが、

巷でもよく言われる、会話の間、沈黙

対する苦痛も顕著でした。

 

通っていた高校が田舎だったので、

通学時間が結構長いのですが、

途中で同級生と会ったりすると

会話が始まり終わらなくなります。

 

学校についた頃には疲れ切って

もう会わないようにしよう、

という感じです。

 

この会話の間であったり、昨日

書いた面白い事言わなきゃだったりは

長く自分を苦しめました

 

その後の視線恐怖に至る

序章でもありました。

 

対人恐怖症の発症

自称ナイスミドル→メンタル食堂です。

メンタルに関して色々取り揃えています。

 

さて、対人恐怖症を発症した時の事を

書きたいと思います。

 

私は対人恐怖症の根底にはうつがあると

今では思っています。うつのベース

あって、その上に対人恐怖が乗っかって

いる感じ。まずはうつの治療が大事かと。

 

発症の発端は中学3年ぐらいから、

友人ができなくなったことでした。

 

高校に入って、知らない人ばかりに

なり決定的になりました。

 

友人を作ろうとあせればあせるほど

会話が楽しくない。会話することが

苦痛になっていきます。そして

会話が恐怖になっていきました。

 

無理して楽しい会話にしようと

すればするほど楽しくない。

疲れてしまう。

苦痛ばかりがつのる。

それでも面白い事言わなきゃ

あせるばかり。

 

親からは「あんた友達いないの」と

プレッシャーをかけられる。

そんな時代でした。

 

元々一人で遊ぶのが好きだったのですが、

同級生から「一人で遊んで楽しいの?

変わってるね」と言われ、自分は

おかしいのかと悩んだ部分もありました。

 

高校時代は本当に楽しくなかった。

友人もできず、対人恐怖だけが

残りました。

 

このあたりが、私がメンタルで悩み

始める分岐点だったと思います。